社内ラジオ。離れたからこそ、話すきっかけを。

全社テレワークに移行し、コミュニケーション機会が大きく減った企業は多いと思います。そういった状況の中、株式会社ツクルバでは、ビデオ会議ツールを使って社内ラジオをリアルタイムで配信しているそうです。アーカイブも含めるとほぼ全社員が視聴していて、新たなコミュニケーションのきっかけづくりになっているとのこと。コミュニケーションを増やし、人間関係の希薄化を防ぐためのこのACTIONは、どのような点に気をつけて実践していけばいいのでしょうか。

POINT1: 意思を持った人がやる

大前提になりますが、メンバーとの会話を楽しむことや、その会話によってメンバー同士のコミュニケーションのきっかけを生むことに意義を感じている人がやることが重要になります(この記事を読んで、やってみよう!となる方が担当するといいと思います)。

後述しますが、ゲストの調整をしたり、視聴者が少ない回では積極的に視聴を呼びかけたりなど、意外に大変なことが多いのも事実です。そもそもやる気のないパーソナリティーのラジオは聴いてもらえないので、最初のポイントとして、意思を持った人が運営を担当するようにしています。

POINT2: 配信曜日を決めて、とにかく続ける 

 

    

不定期更新ではなく、曜日を決めて定期的に配信しましょう。定期更新にしておいたほうが、メンバーは視聴する時間を確保しやすいです。株式会社ツクルバの配信はなんと毎日!なかなか真似はできないですが、慣れてきたら更新回数を増やしてみるのも一つの手です。

加えて大切なのが、とにかく続けること。続けていくうちに社内の認知度も上がりますし、運営側もより放送の質を高めることができます。最初のうちは視聴者が少なかったり、慣れない作業で運営が難しかったりするかもしれませんが、とにかく粘って継続させましょう。影の視聴者から応援メッセージがきたりするかも!?

POINT3: パーソナリティは2人体制

株式会社ツクルバでは、ラジオのパーソナリティを2人で担当しています。話し上手な人と聞き上手な人でチームを組むなど、バランスの良い体制を作るといいです。また、2人で担当することで、毎回の振り返りで様々な意見が出たり、初めての取り組みゆえの孤独感も解消され、チームでフォローし合いながら、POINT2で触れた継続のハードルを超えやすくなるメリットがあります。

 POINT4: ゲストを呼んで、その人の「人となり」でトークを展開する

パーソナリティ2人に加えて、ゲストを呼びましょう。そしてラジオ内ではゲストの入社動機や今はまっていることなど、人となりが分かる話題を中心に盛り上がるといいです。「社員紹介」というテーマを置くことで、同じ会社で働く仲間について新たに知ることができるという相互理解の効果も発揮します。 

ゲストに次回呼ぶ人を指名してもらう形で選んでもいいですし、運営側で決めてもいいです。後者の方法をとる場合、あまりラジオを視聴してくれていない、あまり表に出てこないメンバーを敢えて選ぶという手もあります。視聴はしたことがなくても、いざ呼ばれると大抵は喜ばれるそう。普段表に出ない人を指名することで、次のPOINTにもつながりますが、全体を巻き込むことにもつながります。 

POINT5: 視聴者を巻き込む一工夫を

ラジオというのは、視聴者がいて初めて成立するもの。なるべく多くの人を巻き込むことが施策の効果を最大化させます。ゲストを呼ぶ以外にも、告知を盛大に行うなど「聴いてもらう工夫」をしましょう。株式会社ツクルバでは、先述の未視聴者にあえてゲスト依頼の連絡をし、あわせて過去分の視聴を促しているそうです。「出演前の参考に聴いてみてください」とラジオを聴いてもらえるよう工夫を行っています。

POINT6: 毎回必ずアーカイブを残す 

ラジオを聴き逃した人が後追いで聴けるように、毎回アーカイブを残しましょう。また「社員紹介」をテーマに配信をしておくと、アーカイブはそのまま社員について深く知ることができる貴重な社内資産となります。ツクルバでは、ラジオを開始する以前から、人数の増加に伴い、社内メンバー同士の交流の機会については模索していたそう。加えて、今回のコロナ禍によって、さらに社内メンバー同士の交流のきっかけづくりが重要なテーマとなったそうです。「ラジオを聴いたよ〜」「アーカイブで聴いたよ〜」と社内メンバーがお互いを知るきっかけになった声もちらほら聞こえてきたそうです。

明日からの行動に繋げるQUESTION

下記の問いを見て、埋めてみましょう。

Q.パーソナリティーを任せられるタイプの違う2人の社員と言えば、誰と誰ですか? 

Q.どの曜日のどの日時に配信したらより多くの社員が視聴できるでしょうか? 

→回答を考えたら、STEP1へGO!

Adviser

株式会社ツクルバ

人事本部 人事部 下毅氏

このACTIONは株式会社ツクルバの下毅氏の取り組みをもとに作成しました。

 

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