オンボーディングを加速させる「入社メンバーへのサプライズ」

テレワークへの移行など新たな働き方が求められる中、入社以降に社員の主体性を引き出すオンボーディング施策がますます重要になってきているのではないでしょうか。

株式会社ツクルバでは、新卒のオンボーディング(組織定着)の一環として、新入社員を紹介するポスターを作成したり、先輩社員からの寄せ書きを集めたオリジナルノートをプレゼントしたり、ユニークな取り組みを行っています。プレゼントした寄せ書きノートも、ただの寄せ書きではなく、オンボーディングを効果的に進められるような仕掛けにしたそうです。新入社員のオンボーディングに不安をかかえている人は、ぜひPOINTに留意した上で実践してみてください。

POINT1:オンボーディング全体を設計する、問い直す

新卒であろうと中途であろうと、新しい環境に入るときには不安はつきものです。ツクルバでは、組織として入社してから3ヶ月間を組織適応期間と位置付けており、成果創出よりも積極的に人間関係を構築することを重視しています。

新入社員が組織に馴染み人間関係を構築するための最初の段階として、①自分が誰でどんな人なのか?を知ってもらうことと②組織にどんな人がいるのか?を理解すること、の大きく2つがあります。

まずは2つの方向性を軸にどのようなアプローチができるか考えてみましょう。 

POINT2:既存社員にも目を向ける

新入社員が人間関係を構築していく上で、実は見落とされがちなのが受け入れる側の既存社員の存在・心構えです。ツクルバでは、新入社員の入社、またキャラクターを知ってもらうために、顔写真・名前・キャッチコピーを載せたオリジナルポスターを制作。あらゆるとことに貼り、社員の目に触れる機会を多く作ることで、受け入れ準備のマインドを醸成しているとのこと。

また組織にどんな人がいるか?を新入社員に知ってもらうために、既存社員のコメントを集めた寄せ書きノートをつくり、それぞれの個性を知ってもらえるような取り組みを行ったそうです。既存社員はコメントを寄せることで、新入社員の存在を意識することに繋がりますし、新入社員側だけでなく、既存社員にも受け入れるための準備ができる仕掛けを作っているそうです。

POINT3:関係性作りのきっかけを編み込む

最後に、「知る」段階で終わらせずに、「繋がっていく」施策と絡めて実践することが重要です。

ツクルバでは、“入社クエスト”と題して、先輩社員との交流を軸としたミッションを新入社員に出しているそうです。ミッションと言っても、堅苦しい内容ではなく、先輩社員、新入社員も純粋に楽しみながら取り組める内容にすることで、事業理解や組織理解を促せる設計にしているそうです。例えば、先ほど紹介した寄せ書きノートでは、書いた人の人柄がわかるように「社会人1年目に戻れるとしたら?」「壁にぶつかった時に支えてくれた言葉は?」という2つのお題をもとにコメントを書いてもらったそう。そして、入社クエストでは、「ノートで気になったあの言葉」というタイトルのミッションを入れて、気になった言葉を書いていた先輩と2人で飲みにいくという、人間関係構築をアシストするような内容を盛り込んだとのこと。他には、ツクルバのメイン事業である「カウカモ」で実際にリノベ住宅を購入した社員の家に遊びに行く!というクエストを用意したり、仕事、顧客理解に繋がるような意識もしているそうです。

「知る」「繋がる」をいかに工夫するかはその会社のあり方次第ではありますが、今後テレワークが広がる中、ますます入社体験や社員同士の交流体験を設計することが重要になってくるのではないでしょうか。

明日からの行動に繋げるQUESTION

下記の問いを見て、埋めてみましょう。

Q組織の入社体験でもう少し工夫の余地がありそうなことはありますか?

Q.これから入社する人はどんな人でしょうか? いま会社にいる人はどんな人たちでしょうか?どのような出会い方がデザインできそうでしょうか?

→回答を考えたら、STEP1へGO!

Adviser

株式会社ツクルバ

人事本部 人事部 下毅氏

このACTIONは株式会社ツクルバの下毅氏の取り組みをもとに作成しました。

 

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