自主的に意見が言えるようになる「読書会ワークショップ」

Step1:参加者に書籍を読んでもらう

まずは、ワークショップの参加者に事前に書籍を読んでもらいます。対象とする書籍は、チームを客観的に振り返ることができる内容のもの、チームビルディングやマネジメントを題材にしたものがよいでしょう。

Point1:おすすめ書籍は『貴方のチームは機能していますか?』(翔泳社)

このACTIONを紹介してくれた株式会社おかんでは、『貴方のチームは機能していますか?』(翔泳社)という書籍をいつも使っているそうです。組織がワークしなくなる5つの原因がまとめられており、組織マネジメントについて新たな視点を手に入れることができる一冊です。

Point2:参加人数は5~6人がベスト。経験者をファシリテーターに。

参加人数が多すぎると意見を言う機会が少なくなってしまうため5~6人程度がベストです。経験者を1~2人交えてファシリテーターを務めてもらうことで、円滑な議論を促しましょう。経験者も新たな発見を得られる機会にもなります。

Step2:書籍についての意見を話し合う

事前に読んだ書籍について、「自分たちの会社やチームに置き換えるとどうか」という視点で話し合いをしましょう。書籍で書かれていることで良くも悪くも当てはまること、当てはまらないこと、参考にできそうなことなどの意見を出し合いましょう。

Point1:『貴方のチームは機能していますか?』の場合の話題テーマ

『貴方のチームは機能していますか?』の場合、この本で触れられている『信頼の欠如』『衝突への恐怖』『責任感の不足』『説明責任の回避』『結果への無関心』という5つの組織がワークしなる原因について、自分たちの会社やチームは同じような問題が起きていないか、自分がそういったマインドにとらわれていないかを話し合います。

Point2:結論は出さなくていい、意見の相違を受容しよう

このワークショップの目的は、意見を出し合い話し合うことで、心理的安全性を高めたり、マネジメントへの視点を手に入れることです。結論を出す必要はありませんし、メンバー同士の意見の相違も受容するように促しましょう。「僕は違うと思ったけれど、あなたの意見にも納得できた」という経験をすることで、チームへのエンゲージメントが高まり、その後の議論でメンバー同士の「健全な衝突」を生み出すことができます。

Point3:新しいメンバーが入ってから1カ月後を目安に実施

このACTIONは、メンバーが入ってから1カ月後を目安に行うと効果的です。早い段階で行うことで、心理的安全性を確保し、自分の意見を積極的に発言できるようになります。活発な議論ができるようになることで、成長ややりがいなどに関するエンゲージメントにも効果を与えるでしょう。

明日からの行動に繋げるQUESTION

下記の問いを見て、回答を考えましょう。

Q.メンバーに読んでほしいチームマネジメントの本はありますか?
Q.それを読んで、どんなテーマで意見交換をしたいですか?

→回答を考えたら、STEP1へGO!

Adviser

株式会社OKAN 前田雄太さん(2018年取材時点)

このACTIONは前田雄太さんの取り組みをもとに作成しました。

「規模の小さい会社であれば、このACTIONを全員が経験することで、難しい議題でも非常に活発な議論が可能になります。心理的安全性を確保し、『健全な衝突』をメンバーができるようになったからだと思います」

RECOMMEND こちらの記事も人気です

ACTION

子育て社員の負担を軽減させる子ども向けオンラインセッション

家庭に子どもがいる社員の中には、在宅での仕事と子どもの世話の両立に困っている人が多いでしょう。新型コロナウイルス感染拡大のため幼稚園や保育園で預ってもらえない、小学校が休校になっているといった様々な理由で、家の中で子どもの相手をしなければいけない。…