達成動機理論を活用した目標設定をする

ここでは、心理学者ジョン・アトキンソン教授が理論化した、「達成動機理論(Achievement Motivation Theory)」をご紹介します。目標を設定する際に、参考になる考え方です。

「達成動機理論」とは、目標を達成したいという「達成動機」失敗をしたくないという「失敗回避動機」のどちらの思いが強いかによって、効果的な目標設定が異なるということを理論化したモデルです。

「達成動機」が強い人は、成功確率が50%程度の目標設定で、もっともモチベーションが高まります。そのため、やる気を引き出すには、「成功するかどうかわからないけれど努力すれば成功する確率はある」くらいの目標設定が効果的です。

達成同期が強い人は、「達成したい」という思いが強いため、自分の努力次第で到達できそうな目標を立てることでやる気が引き出されます。

「失敗回避動機」が強い人は、成功確率がかなり高いか、かなり低い場合に積極的に取り組む傾向があります。確実に成功するとわかっているか、もしくは自分の能力では達成が困難なことが明らかな場合です。成功確率が50%程度の場合には、もっとも達成への取り組みが消極的になります。

「達成動機」が強い人は失敗の原因は自分の努力不足だと考えますが、「失敗回避動機」が強い人は失敗の原因は自分に能力がないからだと考える傾向にあります。そのため、能力がないことが露呈する確率が低い目標の方が取り組みやすくなるのです。

より効果的にやる気を引き出すために、考え方の傾向によって目標設定の仕方を変えてみるのもいいかもしれません。

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