wevox values cardを活用した内定式ーー1日で芽生えた「はじめまして」な内定者の仲間意識

LECTURER

株式会社ホワイトプラス 経営企画部 HR&PRグループ 髙見唯樹氏

2012年、リクルート入社。ホットペッパーグルメ営業→採用人事→じゃらん営業。人事では分社後初の新卒採用、Qで約100名の契約社員採用を経験。2015年、GMOアドパートナーズに転職。人事として中途採用・オンボーディングに従事し、グループ会社5社で年間100名超のギネス採用を達成。2017年にホワイトプラスに入社し、採用・採用広報・オンボーディング ・組織活性などを担当。

概要

2019年11月20日に行われたホワイトプラスの20卒内定式。内定式の前に「wevox values card」を使ったワークショップを行いました。

流れとしては、チェックインや人事からの会社説明を行なった後に、内定者6名で「人生の中で大切にしている価値観」をテーマに、values cardを使った価値観ワークを行いました。その後、内定式で、全員に自分たちの価値観を全体の前で発表してもらい、相互理解を進めました。

発表の様子

背景・目的

計6人いる20卒内定者は、男女半々で職種もバラバラでした。また地方の内定者もおり、内定時期も早い人は5月、遅い人は内定式前々日とかなり離れていて、6人が一同に会する機会を持てずにいて。前年度の19卒内定者は全員東京在住で、会社の飲み会にもちょくちょく顔を出してくれて既に仲も良かったので内定式を開く必要性がなかったんです。一方20卒はその真逆。来年から一緒に働く仲間として、早いうちにお互いを知り、仲間意識を持ってほしかったので、内定者ワークショップと内定式を開くことにしました。

サービスを新たに考える事業系のワークショップも候補にあがったんですが、今回は「絆を生む」ことにフォーカスして、相互理解のワークショップを行うことにしたんです。values cardが発売され始めたタイミングで弊社社員で価値観ワークをした経験があり、反応もよかったので、「内定者にも同じようなワークをやってもらい、お互いを知ってもらおう」と判断しました。

実施ポイント

当日使われたワーク説明のスライド

内定者だけでワークを進行させてしまうと、どうしてもサクサクと進んで、コミュニケーションが促進されません。私を含める数人の社員が周りについて、つっこんで聞くことを意識しました。例えば「自由」という言葉が出てきた時に、同じ自由でも、裁量権なのか経済的自由なのか、いろいろ意味があると思います。そんな時に、「○○さんのいう自由ってどういう意味?」というように一歩踏み込んだ質問をすると、新たにコミュニケーションが生まれ、その人に対する理解が増えます。

また、全内定者に共通したのが、負けず嫌いな人が多いこと。弊社の社員にも負けず嫌いな人が多いのですが(笑)。価値観カードでいうと「勝利」のカードになると思うんですけど、共通のワードが出た時に「何でその価値観が大事と思うの?」という理由を深ぼる質問も行いました。カードを捨てる時のコミュニケーションも盛り上がりましたね。「え、仕事のカード捨てるの!?」みたいな(笑)。

まとめると、ただ円滑にワークショップを進めるのではなく、ツッコミや質問を入れることでコミュニケーションを多く生むように意識をしました。

効果・成果

内定者の6人のうち、2人以外初対面だったのにも関わらず、式後の懇親会ではそうは思えないほどそれぞれ仲良く話していて効果を実感しました。

参加者アンケートでも、「自分がどういう人間か改めて考えるいいきっかけになった」「自分以外の内定者のことを深く理解できてよかった」「リラックスして話せた」「大切にしたい価値観が通ずるものがあったので、働く上での摩擦が少なそうでよかった」などポジティブな意見が多く、values cardを使ってよかったです。

価値観ワークの様子

内定者の自己紹介では、「学生時代頑張ったこと」といった過去の経験を話すことが多いと思います。今回は過去の経験だけではなく、価値観の観点でそれぞれの意思決定について、深く知ることができました。また自分の強みをプレゼンする機会も多いですが、今回のワークショップで扱った価値観というテーマでは、人間性やその人の弱いところといったよりコアな部分を知れたと思います。

また、価値観レベルの相互理解のメリットの一つとして、「他人と意見が異なった際のコミュニケーションの取り方が変わる」と思っています。どういうことかというと、仕事を進めていく上で意見が分かれる場面があったとき、相互理解ができていない相手だと意見の背景を想像することが難しく、異なった意見を受け入れずらいことがあります。その一方で、相手の価値観レベルまで理解できていると「なぜ相手はそう思ったのか」という部分まで思考しようとする配慮が生まれ、それを基に建設的な話し合いが行われるようになります。お互いがお互いの意見の背景や大切にしたい価値観を受容・尊重することによって、当初出ていたA案でもB案でもない、C案という新しいアイディアが出て、さらなる前進を生めるんですね。今後も仲間同士の相互理解を進めていき、事業成長にドライブがかかるような強い組織にしていきたいと思います。

-ありがとうございました!ホワイトプラス20卒内定者のみなさん、内定おめでとうございます!