このアクションの目的は…
同じチームメンバーに対して普段はなかなか伝えられない賞賛や要求をチーム内で共有することで、自己理解や相互理解に繋げる。 加えて、仲間同士のコミュニケーションを促進することで仕事が円滑にできるようにする。
このアクションの実践方法は…
一緒に働くチームメンバーに対して、”I Like(良いと思っていること)”と”I Wish(改善して欲しいこと)”をフィードバックし、チーム内で共有する。 フィードバックを受け取る側の人ごとに下記の工程を進めていき、全員分回す。
【ワークの流れ】
①伝える側は、独りでポストイットに”I Like(良いと思っていること)”と”I Wish(改善して欲しいこと)”を書く
②伝える側は一人ずつ相手に伝えながらポストイットを渡す
※例)「◯◯◯がいいね!」「□□□をするともっといいね!」
③受け取る側がみんなに対して感謝を一言伝える。
実践するときのマネまねPoint
伝える側・受け取る側は、それぞれ以下のマインドセットで行うことが重要。
■伝える側
・人格を否定しない。実力を見せる場でもない。常に相手の立場で!
・改善して欲しいことを行動するかを最終的に決めるのは受け手側。仮に実施されなくてもフィードバックは無視されたと思わないこと!
・フィードバックすることは良いこと。
■受け取る側
・攻撃に受け取らない。でも自分事にする。
・フィードバックをもらうことは良いこと。もっと良くなる!と思って感謝する。
・フィードバックをどう扱うか、決めるのは自分!
チームがこんなに成長しました!
①メンバー全員からの自分への期待値を理解できるため、成長する方向性の解像度や意欲が上がる。
②全員がチームメンバーから承認されている感覚を得ることができるため、お互いを支援する行動が増えたりコミュニケーションがスムーズになる。
③他メンバーからが伝えるコメントを聞くことで、受け取る側のメンバーの知らない一面や表面化しなかった強みを知ることができる。