このアクションの目的は…
・生産性の高い働き方を追求すること
・働きやすい職場環境の整備
・多様な働き方の実現に向けた基盤づくり
・心身の健康促進
このアクションの実践方法は…
昼食後~16時の間で、自分が「眠い」「生産性が落ちている」と感じた時に、20分間シエスタ(昼寝)をすることができる制度です。
シエスタをする際には、指定の場所(お座敷スペース)で、指定の立て札を設置して、自分でアラームをかけることを条件としています。こういった制度を設けることで、昼寝を「サボり」ではなく、「生産性向上のための1つの施策」としてとらえることができ、個々人の働き方の選択の幅を少しずつ広げるよう、意識しています。
実践するときのマネまねPoint
・目的を明確に伝える
目的はあくまで、個々の特性に応じて、「生産性の高い仕事」を追求することです。この点を全社員が理解したうえでこの制度を利用できるよう、仕組化することが大切です。
・科学的な根拠も加味して、ルール化する
例えば、20分以上の睡眠は、より眠くなってしまうため逆効果であると、科学的に裏付けられています。こういったデータを加味してルールを設定することで、全員が納得してこの制度を採り入れ、希望者が利用できるようにしています。場所や時間帯も限定することで、利用者だけではなく、その周囲の人も含めてお互いに配慮しあうことができるので、制度が浸透しやすくなると思います。
チームがこんなに成長しました!
・「自分に合った働き方」を模索できる
弊社は、担当している案件や業務内容に応じて、それぞれ、違うタイミングで繁忙期が訪れますが、繁忙期にこの制度を利用している人が多いように感じています。それぞれ、仕事における「自分のスタイル」の1つの選択肢として、シエスタ制度を利用しており、自分なりの「生産性の高い働き方」を考えることにつながっているように感じています。
・多様な働き方にチャレンジする基盤の醸成
「シエスタ制度」は、2019年2月から導入しています。この制度の利用状況から、それぞれが「生産性の高い働き方」を模索することで、組織全体の生産性向上につながると感じ、その後、「時間ずらし勤務」「リモートワーク」といった新しい施策にも挑戦できるようになりました。