アイデアの幅をぐぐっと広げるヒトカラ流ブレスト「メーメー」とは?

LECTURER

株式会社ヒトカラメディア プランニング事業部 斎 絢矢氏

このアクションの目的は…

ヒトカラ流ブレスト「メーメー」は、クライアントからの要望や要件を複数人で眺め、アイデアを出し合うことで、クライアントへの提案の可能性の幅を広げ、質を高めることを目的としています。

また、ヒトカラメディアの空間デザインチームは、新卒や業界未経験者から十数年従事しているベテランメンバーまで多様な背景を持つメンバーで構成されているので、「メーメー」を通してアイデアを共有しあい、個々の引き出しを豊かするという効果もあります。

このアクションの実践方法は…

お客様から受け取った要望や要件も、どんな形で提案としてアウトプットするかは人それぞれ。つい自分ひとりで閉じこもりアイデアを捻り出しがちですが、「もっとオモシロいアイデアがあるのでは?」と思った時に開催するのが「メーメー」です。

とあるメンバーがアイデアに行き詰まった時、たまたま近くにいた他のメンバーが相談に乗ってくれたおかげで複数のアイデアが生み出されたため、後日お礼としてジンギスカンをご馳走した。というストーリーから、ジンギスカン→羊→メーメーと形を変えて名付けられました。

開催の仕方はいたって簡単。まず、プロジェクトオーナー(案件の担当者)が、Slack上や対面で「◯◯の案件についてメーメーしてくれませんか?」と呼びかけます。そして当日、プロジェクトオーナーは前提条件や案件についての情報について参加者に共有し、相談したいことを投げかけます。

参加者は、プロジェクトオーナーが相談したい内容にもよりますが、基本的には誰でもウェルカム。オフィスビルの仲介/選定を行う部署のメンバーや、採用を担当するメンバーなどの他部署から参加することもあります。時には、オフィスのオープンスペースで行われているメーメーを見て、当日飛び込み参加するメンバーも。

実践するときのマネまねPoint

①参加のハードルを下げ、背景の多様なメンバーごちゃまぜで実施する

バックグラウンドが違うメンバーが集うことで、同じ情報を眺めてみても1人では出てこなかったようなアイデアが生まれることも。できるだけ色々なメンバーが気軽に参加できるようにしておくことが提案の幅を広げる上で大切です。そのためには、「メーメー」という絶妙にゆるいネーミング、そしてそれを使ってもらうことや、ふらっと議論に参加しやすいオープンな場で開催することで、参加のハードルを下げることがポイントです。

②参加者は無責任にアイデアをだし、プロジェクトオーナーが採用するかどうかを決める

「こういう要望に対してアイデアください!」と言われると、「ちゃんとしたアイデアを出さなきゃ!」というプレッシャーを参加者が感じる場合もあると思います。でも、「最終的にどんなアイデアをどう使うかはオーナー次第」というルールをみんなが認識することで、発想に制限をかけずにアイデアを出すことができます。いい意味で”無責任”に提案を面白がるという前提があることが、メーメーを加速させる大きなポイントになっています。

チームがこんなに成長しました!

①チーム内でのナレッジシェアが進んだ

新人もベテランもごちゃまぜで開催することで、お互いの持っている知見が共有されるようになりました。例えば、「エンジニアの多いお客様からよく出てくる要望」や「それに対する有効な空間アイデア」など、一緒に提案を作るプロセスに参加することで、引き出しが勝手に増えていきます

②「提案の可能性を主体的に広げる」カルチャーが醸成された

はじめは一部の探究心の強いメンバー間でのみ開催されていたものが、事業部内に広がり、さらに全社へと展開していまではあちこちで「メーメー」が開催されています。自分の頭の中だけでなく、誰かの発想を取り入れてでも提案の可能性を広げ、より良いものをお客様に提供していく、というカルチャーが育ったように思います。