学びと気づきの宝庫!「たまに」「重ため」なヒトカラ流の日報

LECTURER

株式会社ヒトカラメディア 有園七海氏

企画編集部

このアクションの目的は…

オフィス移転や施設運営に関わる複数の事業部があるヒトカラメディア。社内では常時100~150ものプロジェクトが同時進行しています。日中は外出するメンバーが多く、実は全員が顔を合わせる機会はなかなかありません。どんなプロジェクトがどのように進んでいるのかを事細かにキャッチアップすることが難しいのです。そんな中行なっているのが、オンラインでの日報の活用です。投稿によってメンバー間の相互理解が深まるだけでなく、面白い仕掛けやプロジェクトが生み出されるきっかけにも。

このアクションの実践方法は…

ヒトカラメディアの日報は、Slack上のチャネル#nippouで投稿されています。

「今こんなプロジェクトが進んでいるけど、実はこの部分でつまずいていてうまく進められていない」、「無事プロジェクトが終わり、担当者とこれまでを振り返って思わずうるっときた」、「お客さまから新しいオフィスでの様子を聞けて嬉しい」「メンバーとの会話の中でこんな新しい提案ができるんじゃないかと気が付いた」、などなど、嬉しいことはもちろん、悔しかった、上手くいかなくてもどかしいなんていうリアルな感情が赤裸々に綴られています。

実践するときのマネまねPoint

日報を投稿する上で、全メンバーが毎日必ず投稿しなければいけない、何文字以上の内容でなければいけない、この項目を必ず書かなければいけないなどのルールは特に設けていません。すべてが自発性に委ねられています。ですが、毎日誰かしらの日報が投稿されています。ヒトカラメディアは「ガヤ集団」と呼ばれるくらい感情表現が豊かなメンバーが集っているのですが、Slack上でも同じく反応が多いのが特徴です。時には、普段なかなか言わないようなアツい内容に乗っかって議論が繰り広げられることも。

そして、コメントと共に#nippouを盛り上げているのが、900個弱あるオリジナルのSlackスタンプです。例えば「ぎゅっ」「ハグ」「ワクワク」「ゆっくりゆっくり」「待ってたよ」などなど、絶妙なニュアンスを含む表現があることで、見ているメンバーもより分かりやすい反応をすることができます。

チームがこんなに成長しました!

日報があることによって、自分の考え/感情の整理に役立ったり、メンバー同士での気づき/学びの共有ができるようになります。日々考えていること、感じたことを言語化するということは、自分を観察する力が必要なので簡単ではありません。ですが、きちんと文字として記録が残ることで、自分が過去を振り返った時により鮮明に思い返すことができますし、そこから得られるものは大きいです。

プロジェクトの中で得た気づきは他の人にとっての学びになりますし、外部のイベントやセミナーで得た知識のシェアによって、他のメンバーがそれまでアンテナを張っていなかった分野に興味を持ち始めるきっかけになることも。Slack上には自分の入社前の過去の記録も見ることができるので、例えば同じように悩んだりつまずいたりしたメンバーの投稿からは「どんな風にそれを乗り越えたのか」というヒントを、また、成功させるには「何からどうやって取り組んでいくべきなのか」といった気づきを得られるなど、活用できるシーンは多岐に渡ります。