チームのWayを作り、”自発的に助け合える/承認しあえるチーム”へ成長する

LECTURER

株式会社グロービス コーポレート・エデュケーション コーポレート・ソリューションチーム 池田章人氏

大学卒業後、外資系人材サービス会社にて金融機関を中心とする法人向け採用戦略コンサルティング、およびキャリアカウンセラーとして1000名以上のキャリア支援に携わった後、グロービスに入社。法人部門、コンサルティングチームのマネージャーとして、幅広い企業に対する、人材開発・組織開発のコンサルティングに従事しつつ、7名のチームのマネジメントにも取り組んでいる。理論に加え自身の経験も踏まえ、人材マネジメント・組織行動領域の講師としても登壇している。

このアクションの目的は…

創業初期からあった全社(グロービス)Wayを自分事化することに加え、メンバー全員が、チームの運営や組織づくり、自身の成長に積極的に取り組めるような下地を作ることと、作ったWayに基づき、継続的な相互承認を行い、心理的安全性を高めることが目的で実施しています。

このアクションの実践方法は…

チーム発足時間もない4月にwevoxを実施したところ、「承認」を含む複数の項目が低く目立ったこともあり、チームをより良くする企画の1つとして実施しました。

具体的には5月に早速チームメンバー全員で1日とり、①社外に対して価値を発揮しベストパートナーとして選ばれつづけるために、私たちが大切にすべきことはどのようなことか。②(チーム内外含む)我々がグロービスの一員であることへ誇りをもって、またモチベーション高く働き続けるために、私たちが社内において大切にすべきことはどのようなことか。 との2つの問いに対して個々の意見を持ち合い共有。5か条ほどの文章を作り上げ、チーム内で共有をしています。

このWayは新たなメンバーがチームに入るたびに共有しつつも、新メンバーのこだわりのある文言を加えアップデートし続けています。また、そのWayの文言の中に「相手へ感謝や承認の言葉を伝えよう。」と入れており、その実践として、自分のプチ自慢を(自分が挙げたいと思ったタイミングで)あげてもらい、そこへメンバーから積極的に承認のコメントを寄せるように働きかけてもらっています。

実践するときのマネまねPoint

とても大切なことは「自分たちのチームを自分たちならばこうしたいという思いを言葉にしてもらうこと」だと感じます。その上でその想いの集合としてのワードを作成し共有すること、まずはここがスタートです。ここまでセットされたらあとはwevoxで定期的(グロービスではマンスリー)にサーベイを行い、チームおよび個々でその数字から感じることについて話し合うなどPDCAを回すことで自然と良くなっていきます。逆にサーベイから入ると一気にやらされ感が広がることも感じており、いい意味で参考として活用する姿勢が重要だと思います。

また、我々チームでは前述の承認活動を「小さな承認」と呼んでいますが、これをやるには気軽に投稿できるチャットツールが欠かせません。Slackやgoogleハングアウトなどライトに共有できるツールの導入とセットで行うとよりパワフルに効果を発揮すると感じます。

チームがこんなに成長しました!

大きなところでは、心理的安全性が高まったと実感します。昨年までの組織ではどうしても顧客に対して価値を発揮しているか、すなわちパフォーマンス軸の高度化ばかりに目が行っていましたが、今年はどちらも大切にする姿勢がメンバー全員に広がっています。より具体的には、我々が社外へどのような価値をどのように提供すべきかという方向性もそろっていることに加え、どうしたら相互がより気持ちよく働くために貢献できるかという思いと行動もそろいつつあります。

スコアが目的ではありませんが、wevoxスコアも4/22に72だったものが、現在では80まであがっており、自信につながっていると感じます。

ABOUT COMPANY企業情報

株式会社グロービス

主な事業:グロービス・マネジメント・スクール、グロービス・エグゼクティブ・スクール
グロービス・コーポレート・エデュケーション、出版 / 電子出版、GLOBIS知見録、GLOBIS Insights
設立年月日:1992年8月
従業員数:529人

OTHER STORY のインタビュー

RECOMMEND こちらの記事も人気です

ACTION

「プロレポ」で会社、チーム、個人の目標をリンクさせる

概要 サイバーエージェントでは、会社の方針への納得感を高めるための施策として、プロジェクトレポート、略して「プロレポ」という仕組みを推奨しています。 プロレポでは、会社の方針発表があったタイミングでチーム全員が集まり、「チームの目標は何にするか」を…

ACTION

全員の顔が見える場所で仕事をする「座席配置」と「フリーアドレス」

このアクションの目的は… メンバー同士が協力し合える関係性の構築 メンバー同士のつながりを強化し、帰属意識を醸成すること 働き方の自由度が少しずつ増す状況でも「行きたい」と思えるオフィスを創ること このアクションの実践方法は… オフィス創りの際に、…

ACTION

「できるためにどうする?」を考えるための思考プロセスの構築

このアクションの目的は… 個々の承認欲求を満たすためには、個々の業務遂行力とその成果を正しく出すこと(自身の達成感獲得による自信の構築)が必要である。 そのために「今はできないこと」を「自力でできるようになる」という成功体験をしてもらうことが目的で…

ACTION

各種ツールを活用した中途入社社員早期定着化の仕掛け

このアクションの目的は… メンバーの特性を多面的に可視化し、相互理解のスピードを速める。 このアクションの実践方法は… 各種ツールを活用し、新しく入社したメンバーについて多面的な理解をする機会を設けることで、組織への早期定着化を図る取り組みを行って…

ACTION

社員が自分の人生・成功/失敗体験をさらけだす「情熱コミュニティー」

このアクションの目的は… ・メンバー間(特にリーダーとメンバー)の相互理解を深める ・経験豊富なリーダーが自らの失敗談や純粋に仕事のやりがいを感じたエピソードを語ることで仕事へのやりがいを高める ・メンバーの入社前のエピソードや経験を聞くことで経験…