【1on1】入社間もないメンバーが多いチームでは、困りごとを中心に会話する

・1on1で何を話せばいいかわからない
・1on1で相談をしやすい環境をつくりたい

LECTURER

トレンドマイクロ株式会社 エンタープライズSE本部 
サーバディフェンスチーム 野末武志氏

実施ポイント

入社間もないメンバーが多い場合、困りごとを中心に

私は月に1回、1時間程度の1on1を全メンバーと行っています。目的は「マネージャーが日々の業務の中でチームメンバーの活動や育成を支援することで、一人ひとりが気分良く働ける環境を創り上げる」こと。ですので、主にメンバーの悩み事、困りごとを中心に話をするようにしています。今のチームは入社して2年以内のメンバーが大半を占めており、1on1で心理的安全性を高められるようにこうした目的にしています。

話す内容としては主に、

1.困っていること、相談したい内容

2.サポートケース対応状況

3.タスクの進捗状況

の3点です。1を最も優先度を高めて話すようにしています。

これに加え、半期に1回、キャリアや身につけていくスキル、そのためのトレーニングなど長期的な話もします。

困りごとの相談は1on1でも聞いているのですが、日々の業務の中で解消できることはすぐに対応することも大切です。特に承認に関わる相談やお客様対応での相談はリアルタイムでの対応が望ましいので、1on1だけで解決しようとしないようにしています。こうして、日頃から悩みへの対応を行うことで、1on1でも相談をしやすい環境をつくることができます。

なぜ、そう考えているかを投げかける

困りごとを相談された時、あまり答えをこちらから言いすぎず、相手に考えてもらうことを意識しています。そのために「どうして、そう考えていますか?」と、相手に投げかけて、一緒に解決策を模索するような会話を心がけています。こうすることで、メンバーの成長を促します。

信頼関係の構築

特に新しいチームや新たに加入したメンバーに対しては信頼関係の構築も重要です。そのために、1on1は必ず定期的に行い、どうしてもリスケが必要になった場合は自分が手配するようにしています。それから、何か依頼があった場合は即座に対応する、記録を残して会話の内容を忘れないようにするといったことも意識しています。こうした細かい積み重ねで信頼感は変わってきますし、1on1に対する意識も自然と高まっていきます。

1on1からチーム全体の課題が抽出されることもある

1on1を行っていると、メンバーが抱えている不安感、困りごとが共通していることもあります。私のチームの場合だと、人的リソースに不安を抱えているという話が何人かから上がってきたことがありました。そこで、すぐに他部署に支援を要請し、採用も重点的に行う対応を取り、チームMTGの場で共有したのです。

それによって、最悪の事態を免れることができましたし、wevoxのエンゲージスコアも向上しました。このように、個々人の課題が実はチーム全体の課題でもあることがありますので、その場合はチーム全体で共有し、即座に対応を取ると良いでしょう。

ABOUT COMPANY企業情報

トレンドマイクロ株式会社

主な事業:コンピュータ及びインターネット用セキュリティ関連製品・サービスの開発・販売
設立年月日:1989年10月24日
従業員数:5,970名

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