社員対談で活発なコミュニケーションを生む

・業務で関わる人としか話す機会がない
・中途入社社員が既存社員との距離感を縮められない

LECTURER

株式会社揚羽 インナーブランディング研究室 室長 黒田 天兵

ブランディングにおけるソリューション実績700社を超える (株)揚羽にて、コーポレートコミュニケーション事業の立ち上げから推進まで行っている責任者。携わったインナーブランディング実績はおよそ200社、財閥系大手企業から近年注目されている急成長ベンチャー企業まで幅広く担当し、理念浸透・意識改革などのプロジェクトに携わる。大学時代は哲学に没頭。ハイデガー、デカルト、カント、ニーチェを研究。

概要

社員同士の対談企画、同じ部署や同期の対談は皆さんも見聞きしたことはあるのではないでしょうか?

弊社では「混ぜてみたっ!」というランダムな社員同士の対談企画を社内企画として取り入れています。

始めたきっかけ・背景

社員数が一定数を超えると、以下のような悩みが出てくることがあると思います。

・業務上で関わる人としか話さない

・色んな人とコミュニケーションを取りたいけど忙しそうで声をかけづらい

・中途入社なので、なかなか自分から声をかけづらい

そこできっかけづくりとして生まれたのが「混ぜてみたっ!」というランダムに選出した二人に、強制的に対談をしてもらうという企画でした。

実践ポイント

きっかけづくりとして効果を出すためのポイントを紹介します。

1.人選方法

①どちらかが中途社員、または、あまり自分を主張しないタイプの社員を軸に人選すること。

②二人の職種上、自然と関わることが難しそうな二人であること。

③組み合わせに「違和感」を感じること。

「意外な組み合わせ」は社内で興味を持ってもらうことに繋がります。

2.対談方法

①開催場所は個室で

 二人だけの空間にすることで対談に集中することができます。

②トークカードを用意

「直近の土日の話」、「好きな映画の話」、「苦労していた時の話」、「尊敬する人」など、その人の人となりを深堀出来る内容にすることで対談者もお互いに興味をもつようになります。

③対談時間は最低1時間

実際の経験から30分ほどでは内容が軽薄になってしまい、深い話に至らなかったという反省がありました。時間を取るのは大変ですが、1時間+15分くらいで見積もっておくと満足のいく対談ができます。

④必ずアイスブレイクから

違和感と意外性の二人ですから、最初の雰囲気づくりが重要です。

例えば、弊社では二人に変わった飲み物を飲んでもらい、「なにこれ?」という会話から自然に話しやすい雰囲気づくりをするようにしています。

以上をまとめて、社内限定のWebサイトで月1ペースで掲載しています。定期的な掲載により社内でも掲載を楽しみにしてくれる社員がたくさんいます。

効果・成果

対談に参加した社員からは

「対談時に話した内容について、色んな人から話しかけられるようになった!」

という声をたくさんもらうようになりました。

効果として対談した社員だけでなく、ほかの社員とのコミュニケーション増加にもつながっています。

「混ぜてみたっ!に出たい!」という社員も増えています。

社員間のコミュニケーションが増えることによって、

仕事をスムーズに進められたり、社内の雰囲気が向上したり、より良い仕事環境が作られていくことを実感しています。

ABOUT COMPANY企業情報

株式会社揚羽

主な事業: インナー&アウターブランディング、採用ブランディング、マーケティング・コミュニケーション
設立年月日: 2001年8月7日
従業員数: 101名(2018年10月1日現在)

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