概要
弊社では会社として、Mission / Vision / Valueを選定しています。
その内容を元に、部署毎に、Mission / Vision / Valueを選定し、更には個人毎にも設定しています。

例えば、弊社のValue(Locoship)には、BE HONEST(人に、数字に、自分に素直であろう。)がありますが、営業部であれば「データドリブンに意思決定しよう」というもので設定しています。要素を0から考えるのではなく、営業部であればどういうことだろうか?ということを具体化するようなイメージです。

個人MT例
個人まで落としたMTは、マンスリーで行う上長との1on1やマネージャーとの日々のコミュニケーションで確認します。また個人のMTは、Google Slidesで全社でも共有をしているので、誰でも確認することが可能です。
始めたきっかけ・背景
以前は、会社としてのMission / Vision / Valueに加え、チーム毎にスローガンを決めていた程度でした。
しかし人数が増えてくるにつれて、会社のMission / Vision / Valueを自分事化しづらいという懸念があり、今年の4月に全社合宿で部署/個人単位までMission / Vision / Valueを考える機会を設けるようにしました。
実施ポイント
- メンバーの理解や納得を最優先に考える
例えば弊社の場合だと、理解を深めるために参加型・議論型のグループワークを行いながら進めていきます。時間を効率よく使うために、事前準備も大事です。
当日個人単位のMTにまで落とすために、事前に全社のMission Triangleをもとに、マネージャーや取締役が関与しながら、各グループのMission Triangleを決めます。 - 議論の方向性だけ決めておく
当日のディレクションが重要です。当日までに、ファシリテーターを中心にどういう方向性で議論を進めていくのか確認しておきます。 - 1グループの最大人数は10人まで
グループディスカッションを進める上で、人数を調整するのが重要です。最大でも10名までにしましょう。 - タイムラインをきちんと作る
- 発表するというアウトプット形式を決定
効果、成果
Mission Triangleを導入することで、日々メンバーが自身の目標を立ち返るところができました。また個人のミッショントライアングルをベースに成長の支援やサポートができるようになりました。