クリエイティブ業務の評価を定量化し、納得感を持たせるコツ

・定量化しづらい業務の評価方法を知りたい
・評価に対する納得感を上げたい

LECTURER

株式会社コロプラ 業務推進部 サウンドグループ マネージャー MK氏

大学卒業後、国内のゲームメーカーに就職。
サウンドチームに所属してアーケードゲームやコンシューマーゲームの研究開発を行う。

サウンドグループでは、ゲーム内に使用されるSEやBGMを制作していますが、これまでは納得感のいく評価ができていないことが課題となっていました。定量化が難しいクリエイティブ業務ですし、サウンド制作の仕事内容を正確に理解されづらかったのです。

そこで、メンバーがいつ、何を、どれぐらいやっているのかをできるだけ数値化して、視覚化できるような報告書のフォーマットを作成しました。報告書はプルダウンメニューで業務内容を選択し、日時や量のデータを記入できるようにしています。

ちなみに、報告書はスプレッドシートで全メンバーが見られる状態にしているんですね。これは、コロプラの「情報のオープン化」というカルチャーによるものですが、より正確な情報を集めるという点でも一定の効果を発揮しています。

最終的には私が収集したデータを活用して評価資料を作成します。その際、報告書のデータだけでは私より上の上長が見たときに評価がしづらい。ですので、私がデータを元に「もしこの質・量の仕事を外注したら、どれぐらい費用がかかるか」を算出し、メンバーの人件費などと比較しています。そうやってROIを提示することで、メンバーの業務に対する価値がよりわかりやすくなるのです。

外注費との比較データに加えて、社内イベントを企画または積極的に参加した、ディレクション業務を行った、という定性的なコメントも加えて評価資料としています。

報告書を記入することによって、メンバーは自分たちが何をやっているのか他人に説明がしやすくなったようです。コロプラでは、評価前にマネージャーと面談を行って、自分がどれくらいできているか、自己評価について話す機会を設けています。この報告書ができるまでは、ただでさえ理解されづらい自分たちの仕事を数字もない中で説明しなければいけなかった。しかも、サウンドグループのメンバーはクリエイター気質で口下手な人が多い。そうしたことへのストレスが減り、評価に対する納得感が増したことで、wevox上での評価への納得感のスコアにもいい影響を及ぼしていると思います。

RECOMMEND こちらの記事も人気です

ACTION

子育て社員の負担を軽減させる子ども向けオンラインセッション

家庭に子どもがいる社員の中には、在宅での仕事と子どもの世話の両立に困っている人が多いでしょう。新型コロナウイルス感染拡大のため幼稚園や保育園で預ってもらえない、小学校が休校になっているといった様々な理由で、家の中で子どもの相手をしなければいけない。…

ACTION

グループのミッションビジョンバリューについて定例でディスカッションの場を設ける

このアクションの目的は… グループ一体感の醸成 ミッション・バリューの浸透 メンバー間の相互理解 事業部内にジャンルが全く異なる複数事業が存在し、縦割り型の組織になっていたため事業部としての一体感・チーム感があまりなかった。そこを改善し、1つのグル…

ACTION

若手社員のチャレンジに先輩社員がとことん伴走する

このアクションの目的は… 高い目標に向かって全員で臨む。 メンバーの育成。 このアクションの実践方法は… 若手社員にとっては自らクライアントに提案をすること自体がチャレンジ。思いきりチャレンジできるよう、先輩社員がじっくりサポートする。 若手社員が…