データ分析という仕事は目的がはっきりしていないと、無駄にダラダラと時間を消費しがち。それにアウトプットも的外れなものになりやすい。
そこで、私がメンバーに仕事を振るときは、最初に目的を明確に伝えることを意識しています。
例えば「どんな社員が活躍しているのかを分析して欲しい」というような漠然とした仕事の振り方はしません。
「次年度にどんな社員を採用すべきか指針を立てるために、現在どんな社員が活躍しているのか分析して欲しい」と必ず目的も一緒に伝えます。
そうすると、「新卒採用の指針になるような要素の抽出」というような具体的なアウトプットを念頭に分析を進められると共に、「そもそも現在活躍している社員と同じような社員ばかり採用するのは、集団として多様性を欠いていくので危険では?」というようにメンバーと議論を深めていくこともできます。
目的が明確であれば、的外れなアウトプットになることも少なく、マイクロマネジメントする必要も無くなります。
最初に目的を明確化して徹底的に狙いを定めた上で、後はメンバーを信じて委ねるのが、うちのグループのやり方です。