裁量を持たせてチームを機能させる3つのコツ

・メンバーにどれくらい裁量を与えればいいか悩んでいる
・裁量を与えているけどチームがうまく機能しない

LECTURER

株式会社コロプラ コーポレート統括本部 マーケティング・コミュニケーション部 データサイエンスG マネージャー 加藤朋之氏

早稲田大学卒業後、ベネッセコーポレーションに入社。タブレット教材の開発や分析業務を経て、2015年にコロプラにデータサイエンティストとして入社。2017年にマネージャー就任以降、ゲーム運営、マーケティング、人事、経営企画等幅広い領域において、意思決定を合理化するための分析やBIツールの開発を主導。

我々のグループではゲームをはじめとして、マーケティングや人事など幅広い領域でデータ分析による意思決定の合理化を図ったり、BI(ビジネスインテリジェンス)ツールの開発提供を行っています。

メンバーの職種は、データサイエンティストか分析基盤エンジニアのいずれか。専門職集団なので個々人の裁量は大きいですが、ただ裁量があるだけでは成果には結びつきません。そこで、私は裁量を与える際に意識していることが3つあります。

  1. 成果を明確にする
    個々のメンバーに対して何を求めているか、何を成果として評価するのかをしっかり伝えるようにしています。
    具体的には、データ分析やシステム開発によってどれだけ意思決定を変えられたか、それによってどれだけ事業貢献効果があったかなどが評価軸です。
    ただし、分かりやすく数字で結果が現れることだけが成果ではないことも伝えています。そうしなければ、皆が短期的な成果ばかりを追うようになり、結果が出るまでに時間を要する重要な課題に、誰も取り組まなくなるからです。そのため、定性的ではありますが、長期的な目線で見た時に誰もが事業貢献に繋がると言えるものついては、数字として結果が出る前でもちゃんと評価することを伝えています。
  2. なんでも情報共有
    メンバーの視座を高めることを、私は常に意識しています。視座が高くなければ、真に解決すべき課題を特定できないからです。
    そのために、私が上長や役員層とどういう話をしているか、彼・彼女たちは今何を考えているか、ということをメンバーにはできるだけ隠さずに話しています。
  3. 適切な頻度でのフィードバック
    マイクロマネジメントはしたくないのですが、適度に違う視点からフィードバックをすることも重要です。そうしないと、アウトプットが洗練されていかないからです。

フィードバックの機会として主に2つ。
1つ目は週2回、2時間の定例MTGです。そこで、携わっている案件について課題や悩みを共有して、私や他のメンバーから意見を伝える場を設けています。
もう1つは1on1です。1on1では定例MTGよりも深いフィードバックを行います。人によって業務に関する直接的なアドバイスをすることもあれば、本質的な成長に繋がるようなコーチングを行うこともあります。

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