数値目標を社員に立ててもらう

・社員の営業数字に対する意識を高めたい
・社員に経営的視点を持って欲しい
・フラットな組織づくりを進めたい

LECTURER

株式会社UZUZ 専務取締役 川畑 翔太郎氏

1986年生まれ、鹿児島出身。高校卒業後、九州大学にて機械航空工学を専攻。大学卒業後、住宅設備メーカーINAX(現:LIXIL)に入社。1年目からキッチン・洗面化粧台の商品開発に携わるも、3年目に製造へ異動し、毎日ロボットと作業スピードを競い合う筋トレの日々を送る。高校の同級生である今村からの誘いと自身のキャリアチェンジのため、「UZUZ」立ち上げに参画する。第二新卒・既卒・フリーターの就活支援実績は累計1000名を超える。

概要

UZUZではフラットな組織づくりを進めています。その一環として、数値目標をチームが自ら設定する取り組みをしています。
チーム全員で話し合いをし、半期ごとの目標数値を設定してもらっています。

始めたきっかけ・背景

以前はトップダウンで数値目標をチームごとに伝えていましたが、その数値の意味するところを正確に把握できない社員がほとんどでした。人件費や営業利益の関係性などをよく理解しないまま、ただ目標数値を追っているだけで、自分ごととして考えにくい状況でした。
そこで、社員にも数値の意味を知ってもらい、目標を達成するための当事者意識を持ってもらうためにチームごとで数値目標を考えて設定してもらうようにしています。

実施ポイント

  1. 経営管理担当者からレクチャーを受ける
    「いきなり数値目標を設定して」と言ったところでほとんどの社員は何もできないでしょう。ですので、まずは経営管理担当者からそれぞれの数字の意味するところを説明してもらいました。
  2. 最低限の利益率は設定する
    基本的には自由に目標数値を設定してもらっていますが、「利益ゼロ」はさすがにまずいので、最低限の利益率は会社側から設定しています。
    その利益率は最低限の固定賞与と連動しています。そこからどれくらい利益を上乗せするか、をチームごとに考えてもらい達成されればチーム業績に連動した賞与を上乗せする、という仕組みにしています。
  3. チームリーダへのフォロー
    目標数値を自ら立てることは自主性を引き出す効果はありますが、同時にチームリーダーへのプレッシャーも大きくなってきます。より経営者に近しいスタンスが必要になってくるのですが、経営側とチームリーダーの役割分担、チームリーダーとしてやるべきことを明確にしてあげないと、リーダーがすごく疲弊します。UZUZではチームリーダーの役割をドラッカーの提言を参考に下記のように定義しています。

    ・目標を設定する
    ・組織を作り、役割を振る
    ・動機付けとコミュニケーション
    ・評価と測定
    ・人材の育成

    また、チームごとの目標数値に対する課題を全社MTGで共有する場をもうけ、全社的に課題解決を行おうという雰囲気づくりも大切です。チームリーダーが孤独になって、プレッシャーで潰れてしまわないようにフォローもしてあげましょう。

効果、成果

各チーム6~7名程度なのですが、自ら目標数値を立てることで「ミニ会社」のような状態になります。メンバー各々が数字に対して考え、達成するためにどういう行動をすればいいのか積極的に意見を言ってくれるようになりました。会社に対する”傍観者”は減りましたね。

特に若手社員にとっては、仕事に対するやりがいや達成感の醸成にも大きな効果を発揮しています。

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