「小さい成長をアウトプット」「軽めの宿題を出す」成長支援

【このアクションはこんな人にオススメ】
・成長への支援を効果的に行いたい

LECTURER

レバレジーズキャリア株式会社 介護事業部 人材紹介グループ リーダー 井本敬三氏

大学卒業後、某通信系会社に入社。営業職にて3年従事、その後法人営業部隊のマネージャーを経験。現場で培った営業力とマネジメント経験を活かせる環境を求め、レバレジーズへ中途入社。現在は介護事業部でリーダーとして紹介チームの立ち上げからアサイン。スタートアップから成長期に突入し、チームマネジメント、数値管理、分析、育成と多彩なタスクをこなす毎日を送る。

メンバーの成長を支援する一環で、新卒や中途採用などで入社したばかりのメンバーを対象に、「日々、成長したと思ったことを、どんなに小さなことでもいいので聞かせてください」とヒアリングしています。入社後、半年くらいのインターバルで細かく聞いていきます。

この取り組みは、私が中途で入社した時の経験をもとにしています。私が入社した当時の上司は事あるごとに「どんなことができるようになった?」と聞いてくれていました。それが、自分にとってはすごく良かったんですね。聞かれるたびに「こんなことができるようになった」とアウトプットすることで、自分の成長を実感して、整理できるようになっていったのです。

特に新卒社員の場合、「何もできない、成長していない」などと、ネガティブに考えがちですよね。ですから、どんな小さなこと、例えば電話の取り方やExcelの関数を1つ覚えたといったことでもいいので、口に出してもらうんです。

そして、その発言に対しては、たとえどんな小さな成長であっても「成長したね」「先週より良くなったね」と賞賛してあげましょう。

自分の成長について上司と話ができることも嬉しいことでしょうし、アウトプットすることで改めて成長を実感できるはずです。

もう1つ、成長支援の工夫としてメンバーに簡単な宿題を出すようにしています。例えば、私が簡単な質問をしたときに、相手が「うーん」と、悩んでしまうことがありますよね。そんな時には、「じゃあ、次回までにその課題について思うことを箇条書きで10個考えてこよう」「簡単に間違ったポイントを、思いつくだけ考えてこよう」という形で、宿題を渡します。

みんな宿題はきちんと持ってきてくれますし、宿題の内容を確認し合いながら、また次のステップへ話を進めることができる。これも、メンバーの成長につなげる大事なプロセスの一つだと思います。