OKRの達成度合いを週1回の頻度で確認する

【このアクションはこんな人にオススメ】
・OKRを効果的に運用したい
・目標達成意欲を高めたい
・メンバーの能力を正確に把握したい

LECTURER

マッチングッド株式会社 開発部 リーダー 尾越一輝氏

学生時代にマッチングッド株式会社で開発の現場を経験。上智大学卒業後、国内最大手の銀行グループのシステム開発会社に入社し、約2年間、銀行システムの開発を行う。その後、マッチングッド株式会社にヘッドハンティングされ入社。現在は開発部長として、システムのリニューアルプロジェクトを主に推進している。

マッチングッドでは約半年前から目標管理のフレームワークである「OKR」を導入しています。私たち開発チームは「開発効率を上げる」をObjectiveにし、個々のスキルに合わせて数値目標となるKey Results(KR)を設定しています。KRとしては、GitHubのプルリクエスト数などを主な数値目標にしていますね。

設定したOKRは週1回の1on1で毎回振り返りを行っています。週単位でKRの達成度合いを確かめ「じゃあ、来週はここまで進められるようにしよう」と次の週の進行の見通しを立てるのです。

OKRは四半期や半期ごとに振り返り、評価するのがオーソドックスなやり方だと思います。私が、なぜ週1回という高い頻度で振り返りを行っているかというと、1つは「OKRを忘れないため」です。せっかくOKRを設定しても、1カ月もすれば人は忘れてしまいます。常にOKRを意識して業務に取り組んでもらえるように、毎週リマインドの意味も込めて振り返りを行うことが重要です。

それから、マネージャーがメンバーの能力を把握しやすくなるというメリットもあります。OKRを基準に、メンバーの技術力はどれくらいか、また、どれくらい成長しているかを詳細に把握することで、仕事の割り振りが適切に行え、業務の効率化にもつながります。

各メンバーに適切な難度の仕事、適切な量の仕事を割り振りできていないと、作業効率は格段に悪くなってしまいます。実際に私たちのチームは、OKRを導入し週1回の振り返りを始めてから、作業効率が上がり納期遅延が減りました

また、各メンバーの成長を促すような仕事の割り振りもしやすくなります。各メンバーにとっての「難度はやや高いけど成長につながりそうな業務」の見極めがしやすくなるのです。メンバーも成長を実感しやすくなったようで、「仕事ができないことで悩むことが少なくなった」という声も聞いています

OKRは設定して終わりではなく、週1回丁寧に振り返りを行うことでより目標達成意欲の向上や業務の効率化、成長促進なと多くの効果を発揮すると思います。