事業への誇りを醸成する3つのポイント「win-win」「社会貢献」「商品への愛着」

刃物やDIYツールを中心に扱う大阪の老舗総合商社 株式会社福井では事業への誇りを醸成するために「win-winな事業」「社会貢献にもつながること」「商品に愛着を持つ大切さ」の3つを社員に伝えています。

LECTURER

株式会社福井 営業2課 課長 岩森英喜氏

証券会社、広告代理店、不動産会社を経て、2014年に株式会社福井に入社。
入社後は一貫してインターネット市場(EC)への卸営業を担当。その後、EC市場に特化した営業2課を新たに起ち上げ、2017年より現職に昇格。
本人曰く、「伸長著しいEC市場に置いて行かれないよう」悪戦苦闘の日々を過ごしている。

社員に事業への誇りを持ってもらうために、私は「自分たちの事業はwin-winだ」ということを常に伝えています。

我々の事業内容は問屋です。弊社が商品を製造元から90円で仕入れて、販売店さんがそれを120円でエンドユーザーに売る。その結果、誰も損をしないし、三方にとって利益になるという商売です。だから、クライアントに対しても「商品を買っていただく」という感覚ではなく、「僕らの商品を使って利益を出してください」という感覚で向き合っています。そういう意味で「自分たちの事業はwin-winだ」と社員にはいつも伝えるようにしているんです。

それから「自分たちの事業は社会貢献でもある」ということも常々伝えています。私たちが考える最大の社会貢献は納税だと思っているのですが、弊社は税務署から優良申告法人として表彰されているんですね。これは税金をしっかりと納めてくれていますっていう市からの表彰です。この事実について、私は社員に口酸っぱく伝えているんです。「みなさんが働いたことで得たお金は、社長のベンツになってるわけでも、飲み代になっているわけでもなくて、国や市にしっかり税金として払っているんだよ。これが僕らの社会貢献だよね」と。

「商品」を好きになることも大切です。我々は自社ビルで働いているのですが、ドアが壊れたり、柵が壊れたりすれば、自社で扱っている商品を使って自分たちで修繕する文化があります。そうやって、自分たちが扱う商品の特徴を知ることで、商品に愛着を持ってもらうきっかけにもなるからです。商品のことを深く知っていれば、自信を持ってクライアントにも紹介できます

このように、弊社では社員に「win-winな事業であること」「事業の発展の先に社会貢献があること」を知ってもらい、「商品に愛着を持ってもらう」ことで事業への誇りが持てるよう働きかけています。