営業とエンジニアが積極的に交流するメリットと注意点

営業職とエンジニア職では、働き方の文化が違います。お互いの文化を理解しあい、共に協力して仕事を進めていくにはどのような工夫が必要なのでしょうか。

LECTURER

株式会社インタースペース ネイティブアド事業部 ソリューショングループ マネージャー 本間和城氏

2012年株式会社インタースペースに入社。アフィリエイトサービスのアクセストレードを運用し、Web広告を活用したプロモーション戦略の企画~運用までを担当。新規サービスの立ち上げや事業アライアンスも行い、2015年下期、全社MVP獲得。
その後、ネイティブアド事業部にて、レコメンドウィジェット型ネイティブアドネットワーク「X-lift」の開発マネージャーに就任。チームとプロダクトのマネジメント業務を担当。
2016年8月、マイナビ出版より『基礎から学ぶWeb広告の成功法則』を単著で出版。

私はもともと営業職だったのですが、今はエンジニアで構成されたチームのマネージャーを務めています。マネージャーに就いた当初から、同じ事業部内にある営業チームとエンジニアチームの間で、文化の違いからくるコミュニケーション不足を感じていました。

そこで、営業にエンジニアの考え方を身近に感じてもらえるように、一緒に意見交換をしながらプロダクトのプロトタイプを開発するワークショップを開催しました。何度か続けていくことで、エンジニアと営業の間で「管理画面のレポートをどういう形で見せると、ユーザーは使いやすいのか」という議論に発展したこともあります。また、営業には顧客から受けたサービスへのフィードバックや意見を、社内SNSへ投稿してもらっています。実際の声を直接受け取れるので、エンジニアにとってはモチベーションアップにつながるいい刺激になっているようです。

逆に、営業の考え方をエンジニアが感じられるように、「売り上げと利益を意識しよう」と常に伝えています。私から伝えることもありますし、時には営業に打ち合わせに入ってもらい、プロダクトの事業上の価値などを説明してもらうこともあります。その成果もあってか、最近ではエンジニアから、「それは、どの事業KPIに関わるんですか?」というようなビジネス視点の質問が自然と生まれるようになりました

こうしてお互いを理解し合うことで、より事業に深くコミットした開発や、開発自体のクオリティを上げることにつながっていくはずです。

交流の場を設ける際に気を付けたいのが、言葉の壁です。営業とエンジニアでは、同じ言葉でも認識のズレがたくさんあります。例えば、「バグ」という言葉。開発者としては、仕様外の動きをしている場合や、プログラミングに間違いがあった場合などを「バグ」といいます。それに対して、営業は思っていた動きではない場合でも「バグ」と表現してしまう。営業からすれば何気なく「バグ」という言葉を使うのですが、エンジニアは「バグではなくて、仕様上避けられないことなのに…」となる場合があります。この時は、私が間に入って、どう言うニュアンスで「バグ」という言葉を使っているかを説明することで、すれ違いを解消しました。

最初の頃はこうした言葉の壁からくるすれ違いが生まれないよう、両者の立場が分かる人間がフォローしていくことが大切だと思います。

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