報連相のスタイルはメンバーの個性に合わせる

フラットなメンバー間で円滑な「報連相」を行うにはどのようにすればいいのでしょうか?「人間関係」の項目で高スコアを出している、アシアル受託チームマネージャーの笹亀弘さんに伺いました。

LECTURER

アシアル株式会社 テクニカルマネージャー 笹亀弘氏

専門学校卒業後、卒業した専門学校のアシスタントとして勤務。その後、先輩が創った会社でプログラマとして勤務し、そこでPHPと出会う。いくつかの会社を経て2007年1月にアシアル入社。現在は受託開発チームにてテクニカルマネージャーとして従事。

弊社ではプロジェクトマネージャー、エンジニア、デザイナーなど役割の違いはあるにしても、プロジェクト内では、それぞれの関係性で上下を作らず、互いに意見を言い合えるようなフラットな関係でプロジェクトに取り組んでいます。そんなフラットな関係でも、メンバー間の信頼関係の構築には「報連相」がとても重要だと考えています。

ただ、報連相と一言で言っても、積極的に話しかけてくるメンバーもいれば、自分からはあまり話しかけてこないタイプなど人それぞれです。私は常々メンバーに対しては「見る・知る・気に掛ける」ということを意識していて、報連相のスタイルもメンバーの個性に合わせて柔軟に変えています

自分からはあまり話しかけてこないタイプの人には、自分から声を掛けるようにはしています。話しかけるときは、「ここのプログラムどうやって組み立てようとしている?」といったように、なるべく掘り下げて聞くようにしていますね。そうすることで、メンバーから考えや意見を引き出せるからです。

逆に積極的に話しかけてくるタイプには、聞き役に徹することが多いです。要所要所で「でも、こういう考え方もあるよね」とアドバイスを挟むこともありますが、基本的には相手を乗せていくような会話を心掛けています。

報連相というと一般的に部下が上司のもとに行って声を掛ける、という印象を持つ人が多いはず。それは「待ちの報連相」だと思います。「待ちの報連相」では話しかけるのが苦手なメンバーとの正しいコミュニケーションが取れなくなってしまう可能性があります。

「待ちの報連相」ではなく、「行動する報連相」でメンバー個々の性格や個性に合わせた報連相のスタイルを自ら考え、実践していく必要があるのではないでしょうか。

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