意思決定はデータを用いて客観的な根拠をもとに行う

チームで業務をしていると、多くの意見が出てくることでしょう。意見が分散した場合、どのように意思決定をすることで、納得感を生み出すことができるのでしょうか。delyにデータを用いた意思決定について伺いました。

LECTURER

dely株式会社 CTO 大竹雅登氏

2013年、インド・バンガロール、シリコンバレーでインターンを経験。帰国後に飲食店の自動予約システムを開発し事業化を試みるが拡大が困難と判断し断念。
2014年初め、弊社代表の堀江氏と出会いdely株式会社を共同で創業。iOSアプリ、サーバサイド、データ解析など開発業務全般を担当。現在はCTOとしてプロダクト責任者。

意思決定に納得感を与えるためには、データを用いて客観的な根拠をもとに意思決定することが重要です。

チームの人数が増えると、全員の意見を集約しづらくなり、マネージャーが感覚的に意思決定をしてしまう状態に陥りがちです。感覚的な意思決定は、納得感が減るだけでなく、精度の低さにもつながります

delyでは、ユーザーから問い合わせが来た時、そのユーザーの行動が全て再現できるくらい、緻密にデータを取得しているんですね。そのデータをもとにチームミーティングでは、どのようなニーズがありそうか話をしながら意見を聞くようにしています。例えばユーザーが、「アプリをインストールしてお気に入りに保存→一度離脱→もう一回使う」まで、どういう心理状態なのかを、データを見ながら具体的に話をするのです。

データの捉え方は人それぞれなので、いろいろな意見が出ます。そうしたなかでの気付きから、ユーザーのペルソナを作ったり、どういうシナリオでユーザーが動くのかを考えたりしていくことが大切です。

それから、「ただ分析ツールを導入しました」という程度ではなく、「どこまでデータを用いて具体的に意思決定できるか」が重要だと思っています。その結果、メンバーの組織に対する満足度や納得感が向上するはずです。

ABOUT COMPANY企業情報

dely株式会社

主な事業: レシピ動画サービス『kurashiru [クラシル]』の開発・運営
設立年月日: 2014年4月
従業員数: 90名
(※2019年9月時点)

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