導入事例 10/17/2017

社内の課題を抽出し、目標設定・評価へとつなげる活用方法とは?

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wevoxで組織改善に取り組んでいる企業様の導入秘話に迫る「導入事例」シリーズ。
今回は、インナーウェア・アンダーウェアの企画・開発・製造卸業などを行う白鷺ニット工業株式会社の事例をご紹介します。代表取締役社長の三木一正氏が2017年5月に社長に就任したばかりの同社は、まさに第2創業期を迎えて様々な取り組みを進めています。wevoxの導入の経緯や、活用方法について、三木さんにお話を伺いました。

 

個人、そして会社が次のステップに進むために必要だった新しいチャレンジ

−wevoxの導入にあたり、どのような課題意識があったのでしょうか?

最初のきっかけは、社内の人材評価をもっと公平公正に行いたいと思ったことです。見よう見まねで独自につくった定量定性評価を進めてきて、それなりに回ってはきていました、ただ、当社は今、まさに第2創業を迎えていて、この次のステップにいくためにはもっと良い方法を考えていかないといけないと思っていました。

あわせて、プロパーと中途入社者の間に、マインドの部分でばらつきを感じることも多くなってきました。社内にどういう課題があるのかを知りたいなと思いながらいろいろ調べていくうちに、たまたまwevoxを知ったというわけです。

−wevoxどこに興味を持っていただけたのでしょう?

ホームページを拝見して、これは何やら簡単そうだと思いました。私自身、新しいITサービスを使ってみることに非常に興味があるタイプで、クラウドサービスなどは積極的に導入しようと考えています。ですから、さっそくwevoxもお試しで使ってみたというわけです。

ただ、wevoxは人材評価のための直接的なツールではありませんよね。そこについては営業の方からも何度も言われましたね(笑)

とにかく導入が簡単そうで、かつサーベイの結果がすぐに出るとのことだったので、軽い気持ちで一度試してみようと。そんな感じでした。

−最初はたしかにそのようなやり取りをさせていただきましたね(笑)

そもそもうちはIT企業ではないので、こうしたITツールを全社で導入すること自体のハードルが非常に高いんです。今回の実施対象にはなっていませんが、パートやアルバイト社員の中には、スマホを使ったことがない人もたくさんいます。

私は入社時にはあるレベル以上のタッチタイピングを習得することを課しますし、ITパスポートの取得も全社員に義務づけています。また、Slackに得意先ごとのチャンネルを用意して、蓄積された過去のやりとりをマニュアルとして使うような方法を提案したりもしています。

なぜそのようなことを当社のような製造業で行うのかというと、やっぱり社員にもっと活躍してほしいからです。こういう便利なツールを使うことで仕事の効率や生産性を上げ、個人のスキルはもちろん、会社として次のステップを目指したと考えています。

最初にお伝えした「ばらつき」というのが、まさにこうしたところで顕著に感じることが増えてきました。つまり、勉強しようという意欲、モチベーションの部分です。そこに対する温度差を何とかできたらいいなというのが、正直これは後付けの理由なのですが、wevoxに期待したところはありましたね。

wevoxを「リーダー育成のためのツール」として活用

−実施してみての感想を伺えますか?

最初に私一人で回答してみた時に感じたのは、質問のされ方が抽象的で、そこがいいなということでした。感覚的に答えられて簡単なうえに、どんな結果が出るかが質問からは想像しにくいので、何か意図しようと思ってもできませんよね。

初回の結果が出た時に最も印象的だったのは、私が経営者として思いを強く持っているところほど低く、そうではないところが高かったりしたんです。これはちょっとショックでした(笑)

−逆に結果を見て「よかった」と感じたことはどんなところでしたか?

チームごとの傾向が見えたことですね。そもそも当社が抱える一番の課題は、創業社長が50年近く一人でやってきたワンマン会社であるということなんです。今年5月に私が就任したのですが、言葉は悪いですが、長く経営者と兵隊みたいな関係であり続けてきた影響が、今でも社内に多少見受けられます。

私は、経営者として人材育成を進め、リーダーやマネジャーをきちんと育て、会社組織を体系化していくことを目指しています。その点で言うと、wevoxはまさに「リーダー育成のためのツール」として活用できると思ったわけです。

組織を良くしていくために、リーダー自身が自立的に何かを考えるきっかけにできるのではないかと。そして、それがうまく進んでいけば、付加価値を自分の頭で考えて成果を上げられる会社が、もっと作っていけるのではないかと思いました。

個別の目標設定や評価にもwevoxの数値を活用

−実施後のみなさんの反応はどうでしたか?

当社では毎週の実施にしていますが、思ったよりも楽しみにしてくれているようですね。中でも、意識の高いリーダーほど、どういう結果が出るのかを含めて楽しみだと話してくれます。

結果については全社員にフルオープンにしています。結果だけでなく、wevoxを導入・運用するためにいくらかかっているのかも、すべて伝えています。ですから、「これを受けるだけで会社のことがわかって、やるべきことが明確になるなんて、安いもんじゃないですか」という声も実際にあがっているんですよ。

あとは、結果的に、最初に課題だと感じていた目標設定や評価のためにも使っていけるなと感じました。

−その部分をもう少し具体的に伺えますか?

特にリーダークラスにおいてですが、wevoxで可視化されたチームの課題に対して、何をどう取り組むのかを明確な行動として目標設定の中に落とし込むようにしました。

評価というところでは、数字に表しにくい定性評価となる部分については、wevoxの結果に合わせて点数化するようにしています。たとえばA+は10点、Aは9点、A−は8点・・・というように絶対評価にして、それぞれが考えたその目標の重み付け(%)と掛け合わせて評価ポイントにしていく、というイメージです。

社員が適材適所で活躍できる組織について考えるきっかけに

−ちなみに、一番最初の実施前にどのようなアナウンスをしたのですか?

Slackで対象者全員に「これをやるからホームページを見ておいてください」と伝えました。リーダーについては、定例の連絡会議の場で直接話をしましたね。

2週目以降、初回のフィードバックをしてからの方が、社内でいろいろな話をするようになりましたね。結果をもとに分析したり、「こういう課題があるならこれを次の目標にしていこう」といった議論をしながら、随時共有しています。

取り組みに対する結果が毎週分かりますし、課題に目を向ける機会も増えるので、非常に価値があると感じています。

今のうちに足りていないものの一つが「継続してやり切る力」だと思っています。だからこそ、逆にリーダーには、部署に未回答者がいたら全体にプッシュしていくといったことも目標の一つにしてもらったりしています。やり続ける中で見えてくることもありますし、改善にもつながります。今後はもっといろいろな活用の仕方が出てくるんじゃないかと期待していますよ。

−結果だけでなく、運用するという点でも使い方があると感じていらっしゃると。

おっしゃる通りです。社内で評価の話ばかりするのは正直あまりいいことではないのかもしれませんが、自分の行動に対して結果は必ずあるものです。それが目に見えて自分の働き方や生活に直結していくというのは、非常にリアルでいいことだと思います。

それからもう一つ、誰かは特定はできませんが、今の仕事にやりがいを持てていない人も社内にいることが把握できました。中小企業では難しいことですが、部署異動といったような、適材適所で活躍してもらえる環境をいかに整えるかの重要さを、あらためて考えさせられました。

wevoxを前に進むためのマイルストーンにしていきたい

−今後目指していきたい組織像について教えてください

当社のモットーは「ワクワクを生み出すこと」です。そのためには、会社がワクワクできる場所でなければいけません。社員が自立的に働けて、自己実現ができる組織を作りたいと考えています。そのためには、wevoxのようなツールも大いに活躍してくれるのではないでしょうか。数字として見えてくるものがあれば、前に進む時にはマイルストーンにもなりますからね。

ワクワクするものを作るのは、決して簡単なことではありません。大事なのは妥協しないこと。人生と同じで、「少しでもいいものにしていくんだ」という強い気持ちを持つことです。

会社という場所は、ワクワクするものを作っていくための「器」でありたい。社員の皆さんがいてこその会社だと考えています。

−最後に、wevoxの導入を通じて、社員の皆さんに伝えたいことがあればぜひお聞かせください

自分の思ったことを、もっともっと言ってほしいと思います。「こうしたらもっとよくなる」「目標を達成するためにこんなことをしたい」といった話を、今まで以上に発信してください。もっと自立的に動いていいんです。

おかしなことがあれば、変えていくのは当たり前です。それを実行するのが経営層、上のものの仕事です。

言いたいことが言える雰囲気が皆に連鎖していけば、組織は絶対に変わりますよ。私自身はちょっとしゃべりすぎるところがあるので少し黙りたいと思いますが(笑)、皆さんはもっと意見してもらって、会社を良くすることに力を注いでもらいたいと思います。

そして、それは商品づくりにもいい影響を及ぼします。お客様本意、商品本意で進めていくためには、「お客様にとってこれが本当にいいのか、ダメならどうすべきなのか」を突き詰めていかなくてはいけません。人の顔色をうかがう必要はないんです。皆さん一人ひとりが言いたいことを言っていくことが、会社のためになり、結果としてお客様のためにもなる。そうやって喜びや満足を今まで以上につくっていこうではありませんか。

 

製造業を営む企業さんでは初めての事例インタビューだったので、聞きたいことを様々な視点から伺いました。

その中で興味深かったことは、製造業だからこそITツールを導入し、個々人の生産性を高めることで、更なる付加価値を生み出したいという姿勢です。本記事には収まりきらなかったのですが、同社ではwevox以外にも、生産性向上のために様々なITツールを導入し活用されています。その背景には、決して新しいITツールを導入することを目的とすることなく、あくまでも企業としての付加価値を生み出すための手段として活用されており、インタビューの節々からその想いが伝わってきました。

本記事にもあります通り、同社はリーダーの育成ツールを始め、目標設定や評価をするためのツールとして幅広くご活用いただいております。今後も企業の様々な経営課題に対して役立つツールとして進化を続けていきたいと改めて思ったインタビューでした。

三木さん、ありがとうございました。

 

 


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