Goodチームインタビュー 09/20/2017

良いプロダクトを作る事にとことんこだわる。大きなビジョンを掲げ全員で一致団結するGoodチームの秘訣とは?

Admin

 

wevox導入企業様の中で、特にwevoxスコアが高いチームに限定した『Goodチーム(※)とその秘訣』を探る、Goodチームインタビュー。

今回は「世界中の人たちが夢中になって使う、驚きと喜びのある新しいコミュニケーションサービスをつくる」というミッションのもと、サロンスタッフ直接予約アプリ「minimo」や家族向け写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」を展開する株式会社ミクシィの minimo事業部 事業部長 田中 秀一郎さんにお話を伺いました。

※wevoxご利用企業のうち上位1%程度しか存在しない、エンゲージメントスコアが非常に高いチーム。(100点満点中、81点以上のスコアのチームです)

 

とにかく皆で一致団結してminimoを成功させる為に必要なことをやる

– minimo事業部の事業推進グループに関して教えてください。

今全体で30名程度のメンバーでminimo事業部は構成されていて、大きくプロダクト開発グループと事業推進グループに分かれています。 事業推進グループは、端的に言うと開発以外の必要な全ての事をやっています。 具体的には、営業、マーケティング、ユーザーサポート、サービスの企画、コンテンツ作成などがあたります。 それぞれに決められた役割はありつつも、人手が足りていないときには、役割にこだわらずお互いでフォローしています。皆で一致団結してminimoを成功させる為に必要なことをやるという意識で日々取り組んでいます。

– どのような形でminimo事業部は作られてきたのですか?

3年半前くらいに、いくつか新規事業が立ち上がり、その1つがminimoでした。立ちあげ当初は少ないメンバーでサービスを作りながら、徐々に収益が上がってきたタイミングで、メンバーを増やし今に至ります。

ミクシィの場合は、mcc(ミクシィキャリアチャレンジ)という人事制度があり、各部署が欲しい人材を社内公募し、社員は自由に応募することができるのですが、この制度を利用して集めていました。

他には、例えば広告運用に力を入れていきたいからマーケティング担当者が欲しいとなった際には、チームメンバーに「誰かいい人いないか?」と聞いてみると、「あの人が良いんじゃないか」と候補が上がってくるので、実際にランチにいって口説きました(笑)

弊社は一度辞めた社員が戻ってくることも多く、そういったメンバーも含め社内外問わず、良い人がいれば、一人一人口説いていましたね。

– 仲間集めから取り組むのはすごいですね。一般的には新規事業を立ち上げる際には、人事異動を行ない人材を確保することが多いと思いますが、御社の場合は違うんですね。

勿論事業計画を出して承認されれば、人件費としての予算は割り当てられます。ただし誰を仲間に入れるのかは、事業責任者に委ねられているので、人材確保は頑張らないといけないポイントですね。

– どんな形で口説かれていたのですか?

業務の話というよりは、minimoがどのようなビジョンを成し遂げようとしているか、という事を中心に話していました。

例えば…

今minimoがチャレンジャーとして戦っている美容市場にはすごく強力な競合サービスがある。minimoは、施術する”人”を軸にした今までとは違うサロンの探し方、予約の仕方で戦っていこうとしており、まだまだ成長フェーズに位置している。minimoが成長するにつれて、自分たちのサービスがあったからこそ、人生が変わったと言ってくれる美容師やアイリストもどんどん増えてきている。ここから数年以内にどれだけサービスを伸ばしていけるかで、社会に与えるインパクトは大きく変わってくる。そんなminimoを一緒に創っていかないか?

というような形ですかね。誰に伝えるかによって、勿論内容は変えてはいましたが。新しいメンバーを採用する際には、優秀かどうかという軸も重要ですが、minimoのビジョンに共感してくれるかも非常に重要視していました。

“どういった戦略を立て、何を実施していくか“から仲間と一緒に考える

– 業務量も多く、かなり多忙かと思いますが、チームのビジョンや意思統一がぶれない為にどういった取り組みをされていますか?

基本的にminimoの戦略を決める際には、多くのメンバーを巻き込んでいくことを心がけています。僕が考えたものを一方的に伝えるのではなく「こういう世界を作りたいんだけど、どうしようか?」という形で、やりたいことだけを伝え、どのような戦略を立て、何から実施していくか、というところから一緒に考える機会を設けていますね。

パワポで整理された戦略を渡されても、自分事としてすぐには受け止められないと思っています。どういった戦略を立て何をやればいいのか?というところから議論していくことで、徐々に自分事として捉えることができると思っていますね。

– 事業全体で30名もいると、皆で考えることが逆にスピードを落としたり、意思決定に対してのコストがかかったりしないのですか?

0から全員で作るという訳ではなく、まずは一部のメンバーで叩きの案を作ります。叩きから実際に決定していく際に、一度全員に公開し、何かこの案に関して考えていることがあれば、自由に参加していいよ、という形でオープンに議論する場を作っています。

メンバーそれぞれ興味の幅もありますので、そこに関しては決めてくれていいよ、と思っている人はその打ち合わせには参加せず、逆に意見がある人は自然に入ってきてくれますね。

また、minimoのターゲットは女性が多いので、僕やリーダー達の意見が全てではなく、女性メンバーの意見を聞くために、皆の意見を参考にさせて欲しいという雰囲気作りを意識していますので、メンバーが自由に意見しやすい環境になっていると思います。



良いプロダクトを作ること、その結果お客さんに価値を提供することが最終ゴール

– 実際にwevoxの「事業戦略」や「ミッション・ビジョン」に関するスコアが非常に高くでているので、取り組まれていることの結果が出ていますね!

それは嬉しいですね。minimo自体のサービス戦略を固める際にも、ターゲットに近い女性メンバー達が「minimoの方針でいけると思います!」と言ってくれたことが後押しになっている面もあります。

又、戦略や方針は理解できたけど、minimoってどういうブランディングを確立していくのか?イメージでいうと、可愛い系なのか?綺麗系なのか?など、自分には持っていない女性メンバーならではの意見も良く出るので、本当に助かっています。

– そこまで色々と意見が出て来るのは素晴らしいですね!それぞれの意見に対して、取り入れるかどうかは、どのように判断されているのですか?

どのような意見も否定から入ることはなく、まずは「なぜそう思ったのか?」ということを率直に聞きますね。 おそらく何かしらひっかかったということは、そのメンバーの視点では、課題か問題と捉えたということなので、まずは理由を聞きます。僕の場合、戦略や目標などは常に意識がいくのですが、それ以外定性的な部分は意識が弱かったりするので(笑) その理由に納得出来れば、誰の意見でも素直に受け入れます。

良いプロダクトを作り、お客さんに価値を感じてもらう事が最終ゴールだと思っているので、その為の意見であれば、新卒であってもベテランであっても、誰の意見であるかは関係ないと思っています。これは僕が最も大切にしていることです。

– 他にメンバーが主体的に動く為のチーム作りとして、意識されていることはありますか?

他に意識していることは、意思決定の裏側にあるロジックをきちんと説明することですね。 何かに対して良い/悪いと判断するときには、自分はどういうことを考えて、良い/悪いと判断したのかをきちんと伝えるようにしています。

例えば、ネガティブなリスクがなく、すぐに実施できるのであれば、担当者の裁量の範囲内で意思決定していいと。一方でサービスの価値を損なう可能性があるような、ネガティブなリスクが存在するものに関しては、事前に相談してほしいということを伝えています。そうすることで、これに関しては相談せずに自分で判断しよう、と自主的に動ける範囲が明確になると思っています。

実際に営業チームでは、僕にはない美容業界の営業経験が長いメンバーで構成されていますし、こういった意思決定の判断基準を理解してくれているので、現場の判断で色々とトライしてくれています。方針は伝えても、やり方を細かく指示することはなく、営業チームに「マツエクサロンを増やしたい」ということは伝えても、どういった方法で増やしていくかは、皆に考えてもらうようにしています。

– 人間関係のスコアもかなり高い水準となっていますが、どういった取り組みをされていますか?

全体に関しては、定期的にイベントを企画してくれる通称「祭り部」という非公式の部が存在しています。祭り部のメンバーが色々と交流の機会を企画してくれていますね。リーダー陣との関係で言えば、毎週すべてのリーダーメンバーと1on1を実施しています。

実際には、メンバーの人間性が良いという事も大きな要因だと思います。前向きなコミュニケーションを取るメンバーが多いので、多少ネガティブな事があったとしても、チームの雰囲気と中和されて、結果良い方向に進むことが多いです。

強いて言えば、とにかく意見を聞くことですね。さっきのブランディングの話も本人が意見を言う機会がないと、どうしても悶々と抱え込んでしまうケースが多いと思います。その内容が良いか悪いかは別として、話せば自分の中で消化されることも多いですし、とにかく言いやすい雰囲気と、聞く姿勢が大事だなと思っています。

高い目標に向かって、前向きに取り組めるチームを作っていきたい

– 今後どういうチームを作っていきたいですか?

事業をやっているといい時もあれば、悪い時もあると思っています。事業の調子が良い時はテンションが高いけど、悪い時はしょんぼりするチームだと長いスパンで戦えないなと思っています。

新規事業って上手くいかない事がほとんどなんです。
minimoは特に高い目標を掲げるので、冷静に考えると無理じゃないかと思えてしまうことの方が多いと思います。出来ない理由を探し始めるとすぐに見つかるんですよね。
しかも出来ない理由は現実的なので、説得力あるんです。
〇〇だから出来ないですよね?と。ただそれを言っちゃうと絶対に出来ないんですよね。

無茶な目標を達成するために、何をするべきなのか、一歩でも近づける為に何ができるのか、を必死になって議論し、取り組めるチームであることが重要だなと思っています。

後は、どんどんメンバーが成長するチームを作りたいですね。自分自身はずっとminimoの事業責任者でなくてもいいと思っているので、何年後かに”他の事業を担当するからminimoを任せたよ”とメンバーに言えるくらいのチームを作っていきたいですね。

– 田中さん、ありがとうございました!

今やTVCMなどでもよく見るminimoの事業部長 田中さんのお話は、wevoxの事業責任者をしている私(森山)にはとても考えさせられる点が多かったです。

特に不確実性が高い新規事業だからこそ、全員の主体性を高め、チームのパフォーマンスを引き出す為の、戦略の考え方や、メンバーのサポート、意見を求める姿勢など、とても参考になる話が多かったです。
一般的に事業責任者やマネジャーが抱え込んでしまうような戦略立案や企画部分も、上手くメンバーを巻き込むことで、全員が走りやすい環境を構築されており、Goodチームたる所以を感じました。

信頼関係がチームには最も大事と良く言われますが、田中さんのようにメンバーに頼る一面は信頼関係の構築において非常に重要であると改めて感じました。
又minimoのビジョンを聞いていると、私までワクワクしてしまう部分もあり、これぞまさにチャレンジャーの面白さですね!

 


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